手描きのイラストレーターが、デジタルイラストを描きはじめて思ったこと
デジタルイラストの良いところは、主に3つだと思う。
一つ目は、最初にパソコンやアイパッドを購入してしまえば、他に材料を買わなくていいところだ。手描きだと紙、筆、絵の具、鉛筆、練消しゴムなど(全部結構高い)消耗品なので、ひんぱんに買う必要がある。
二つ目は、手が汚れないし、準備がいらない。私は水彩を手描きで描いているので、紙がよれないようにする水張りは、結構手間がかかる。
三つ目は、描いたものの色や大きさを簡単に変えることができる!これが一番大きな利点だと思う。


顔の幅を変えるとかなり印象が変わる。A→B


A~Dの猫イラストは同じ構図で顔の幅A→Bを変えてみたり、タッチやブラシの種類などを変えて描いてみた。A→B→C→D。
デジタルイラストは、光や影の付け方が手描きと違う。そこはまだ勉強中。
構図は、手描きのラフ画をパソコンにスキャンして、下書きにしている。

ラフスケッチは、手描きでなくちゃいけない気がする。
わたしは、スケッチブックの 紙の手ざわりと においが大好きで、影をつけたり、風合いをだすために、えんぴつの線を指でこするのも好き。
これが無くなったら、絵を描く楽しさが大分少なくなると思う。

以上、手描きイラストレーターがデジタルイラストはじめて思ったことです。
