毎年初詣は、近所の神社とお寺の両方に行く。まずは神社に行くと、新型コロナウイルス対策による行動制限がなくなったおかげか、多くの家族連れで行列ができていた。しばらく並んでいると、お囃子が始まって、一気にお正月の雰囲気に。コロナ前は、お囃子に合わせて獅子舞が出てきたことがあったが、さすがにそれはなくて残念だった。
神社参拝を終えて、次はお寺へ。こちらも参道に大行列ができている。前に並んでいた家族の子どもが山門を指して「テトリスだ。」と言ったのが聞こえて、なるほどなぁと思った。
山門の柱は、凹と凸がパズルのように気持ちよく組み合わされている。斗組(ますぐみ)と称される伝統工法で、斗(ます)と呼ばれる木の部品と肘木(ひじき)と呼ばれる木の部品を釘やボルトや接着剤を使わず、組み上げられているそうだ。確かに落ちてくるブロックを積み重ね、横一列がそろうと消えるゲーム、テトリスみたい。毎年来ていたのに全く見ていなかった。寒い中行列に並んでいてよかったな。気づかせてくれてた子に感謝。
