モビールづくりのワークショップで、子どもの頃から工作が得意だったかと聞かれて思い出した。 小学校4年生のとき図工の授業で作ったお面はひどい出来だった。厚紙で作った枠組みに紙粘土で肉付けするのだが、紙粘土の水分が足りなかったのか上手く張り付かずお面の肌はボロボロ、乾くと所々はがれた。しかも出来上がったお面は教室の壁にしばらく展示された。それからの図工の時間は絵を描くのは大好きだったが、工作となるとドキドキしていた。 ワークショップの子ども達には「子どものときは苦手だったの。でも続けてたら出来るようになったよ。」と正直に答えた。