よく散歩するお寺脇の道路が工事中で物凄い騒音を立てていたが、お寺の参道に入った途端、急に静かになった。
どうしてだろう?参道は背の高い松や梅、もみじに囲まれていて、それが外の音を遮っているようだ。
ここだけ別の世界のようだ。
深呼吸をしたら湿った土のにおいがした。
紅葉シーズンは上も下も辺り一帯真っ赤になりカメラ撮影をする観光客でいっぱいになる。
何年も前、早朝に幼い子と見た紅葉の景色は素晴らしく絵の中にいるようだった。
今はまだ紅葉には早く人気がなくて、仁王様や仏像をながめていたら、何だかぞくぞくしてきて慌ててお参りを済ませて帰った。