家で絵を描いていて外に出てると、空の青さにびっくりすることがある。
こんなに青かったっけ。
甘い香りは金木犀。
気づいたら、もう秋の気配。
マクドナルドの月見パイをたべました。
俳優、司会者、書評家として活躍された児玉清さんの著書に子どもの頃、疎開先でいじめを受けた話があった。
逃げ場のない環境で、彼を救ったのは物語の力と月。
主人公が困難を乗り越えていく物語に自分の状況を重ね合わせ、つらいのは自分だけじゃないんだと了解し、夜中に月に語り掛けて、救われたというような話だった。
つらいことがあったとき、空を見上げて月が出ていたら、なんだか助けてくれそうな気がする。